このページでは「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」に登場するアナハイム・エレクトロニクスについて解説します。
アナハイムは2機のガンダムを両陣営に投入してマフティー動乱に関与しています。
マフティーにはクスィーガンダム、連邦軍にはペーネロペー、どちらもミノフスキー・フライトという最新技術を搭載しているモビルスーツです。
死の商人とまで言われたアナハイムと「閃光のハサウェイ」の繋がりを解説します。
アナハイム・エレクトロニクスとは?
ファーストガンダム、Zガンダム、ZZガンダム、ニューガンダム、ユニコーンガンダム、、、宇宙世紀に登場するガンダムの多くがアナハイム・エレクトロニクス製です。
数多くの軍事メーカーを吸収して大きくなっていきした。
「閃光のハサウェイ」の舞台となるU.C.0105においては、圧倒的なシェア率、そして同社を超える技術を持っている会社などないとまで言われています。
ゆえに、ペーネロペーと互角もしくはそれを超えるクスィーガンダム。
製造元は分からないように細工されていましたが、そんな技術力のある会社などアナハイムしかありません。
バレる可能性が高いのになぜ提供したのかは疑問が残るところです。
マフティー動乱だけでなく、対立する両陣営にモビルスーツを売ることもあり「死の商人」と言われています。
具体的に言えば、シャアの反乱時には連邦軍にν(ニュー)ガンダム、新生ネオ・ジオン軍にはサザビーを開発しています。
アナハイム・エレクトロニクス絶頂期の終焉
「閃光のハサウェイ」以降もアナハイムは軍事メーカーの王座に君臨しますが、U.C.0110前後に始まった連邦の軍縮路線で風向きが変わり始めます。
U.C.0100にはジオン共和国が自治権を放棄して消滅しているため、敵という敵、戦争という戦争がなくなり、軍の予算が減らさせはじめたのです。
予算がなければインフラ整備することも、ましてや維持することも大変になってきます。
そこで連邦はモビルスーツの小型規格への転換をはかります。
そこで注目を浴び始めたのは「サナリィ」です。後に宇宙世紀0100年以降のモビルスーツ最先端技術を主導し、技術力はアナハイムをも超えると評価される会社です。
F90、F91、V(ビクトリー)ガンダムはサナリィ製
ライバル関係にあったアナハイムとサナリィ。
両社の協力で開発されたのがV2ガンダムです。
アナハイムは資金、サナリィは技術を提供したとされています。
V2ガンダム最強説には賛否両論あると思いますが、アナハイムとサナリィの協力で開発されているという背景を聞くと「最強」と言いたくなるのも分かります。