このページでは「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」とアムロ・レイについて解説します。
「逆襲のシャア」の続編にあたる本作で、アムロがどのように描かれているのか、ハサウェイの考え方や行動に影響しているかを解説します。
映画『閃光のハサウェイ』にアムロが登場!
映画「閃光のハサウェイ」第1部にアムロ・レイが登場しました。
身構えている時には、死神は来ない。ハサウェイ
クスィーガンダム発進直前にハサウェイの脳裏にアムロの声がします。
「身構えている時には、死神は来ない。ハサウェイ」
声優の古谷徹さんは「身近な家族に語りかけるような優しさをもって言いたいなと思って演じました。」と語っています。
アムロの登場はサプライズ的な演出で、小説には登場しません。
一番のねらいは注目を集めるためだと思いますが、「逆襲のシャア」の続編であることを強調するねらいもあったと考察します。
アムロは生きている?
「逆襲のシャア」以後は生存不明。
アムロは「逆襲のシャア」で直接描写はありませんでしたが、死亡しています。
扱いとしては「生存不明」です。(U.C.0093)
3年後の世界を描いた「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」で、ラー・カイラムの艦長室に飾っているアムロの写真を見ながらブライトが「笑うなよ、あの子の直感にかけてみるさ」と話しかけるシーンがあります。(U.C.0096)
この時点でも、軍内での生存不明の状況は変わっていないと考えられます。
生きてたら年齢は41歳
仮にアムロが『閃光のハサウェイ』の世界で生きていた場合の年齢を考察します。
「逆襲のシャア」時点でのアムロ・レイの年齢は29歳です。
『閃光のハサウェイ』は12年後の世界なので生きていれば41歳です。
アムロ・レイからの影響・つながり
「ν(ニュー)ガンダム」と「Ξ(クスィー)ガンダム」
ギリシア文字で「クスィー」は「ニュー」の次の文字です。
アムロ・レイが最後の乗ったガンダムが「ν(ニュー)ガンダム」なので、アムロの意思を継ぐガンダムという考え方ができると思います。
ただマフティーのやり方はアムロの考え方とは違いシャアに近いです。
なので逆襲のシャアで描いた、シャアの反乱で死んでいった者たちの意思を継ぐと考えたほうが良いです。